今回も中心トピックはminneでは無く…笑 minne話やる気あるのか!?すいません、最後に発売予定の新作について書こうかと思いますので…。
いきなり私事ですが、12月は3回くらい東京に行きました。2回は夫と、1回は1人で行きました。家が信州なので、車で片道3時間くらいかな。
3年くらい前には月に4回くらい行くというハードスケジュールで東京に行ってたんですけど、年齢的に、もう厳しいんですよね…
そんなに何回も何しに行ってるかというと、まあお店巡りもあるんですが、目的は「美術館・アートギャラリーに行く」こと。特にアートギャラリーに行くことがメインの目的です。
今回訪問したのは、六本木のギャラリー「シュウゴアーツ」で開催中の展覧会「藤本由紀夫 STARS展」です。展示風景がこちら。
四角い木箱に、オルゴールの回すやつが沢山付いています。さてこれはなんだ??
…ということは次回のブログで話していきます。(えぇ!??)
何故かというと、まずはもっと大まかなテーマについて今回は話したいからです。
それがこちら。
現代アートを見に美術館・ギャラリーに行ったこと有る方、おられるでしょうか?そもそも現代アートを見に行く、というのはどのくらい定着しているのでしょうか?
今回はこのテーマで話したいと思います。
親の趣味が美術鑑賞だったり、祖父が家に油絵を飾っていたりと、小さい頃からアートが身近だった私には、美術館に行くことは子どもの頃から日常の一部で。
しかし私、見聞を広めようと他ジャンルの展覧会を巡っている内に、親たちの想定していた美術作品(日本洋画や印象派、20世紀の巨匠など)ではなく、全く理解しがたい現代アートにどっぷりハマり、奇異な目で見られている現在。笑
いやホント「理解できない」らしいです笑
どうもその理由が…
①作品が、絵画や彫刻など、メジャーなカテゴリに当てはまらない。
②「見れば分かる」ものじゃない。説明を読まないと何も分からない。
③説明を読んでも分からない。説明すら無かったりする。
(絵画の「無題」並みにツライ笑)
④そもそもパフォーマンスや自分の行為自体が作品だったりして、ものとしての形すら無い。
⑤見た目が気持ち悪かったりして気分が悪くなる。
などなど…まあ枚挙に暇がないと言いますか…笑
ただ私はそれを…
「そうじゃなくて現代アートは色々勉強してから見たら楽しいんだよ!興味深いんだよ!」と押し付ける気は全く無くてですね…
何故なら勉強しようがしまいが分からんもんは分からんから。笑 そしてその「分からん」はそのままでも良いのです。
★Sakura-Navy的 現代アートを見る目的★
自分が見た(体験した)作品が、その作品の何か(見た目の印象やコンセプト)が、その後も自分の中に存在し続けて、ふとした時に思い出したりする…そんな作品に出会う!
はい、共感・否定様々でしょうが、これが私的にはベスト。抽象的だなぁ、コレ笑
「これ見た目が変」
「綺麗だなぁ、見てて気持ちいい」
「キモ…怖い…」
「なるほど、確かにそーいうことって有るよね人生で」
「これめっちゃ不思議!」
「こんな見方あるんだ!」
全部、現代アートの正しい見方。なぜなら「アートの見方の正解」は無い、と私は考えているからです。…賛否両論来そうで怖い…。まあいっか。
というか全く現代アートと関わりが無かった人が現代アートに親しむようになる為には、導入としてはこのようなスタンスでアートを見に行く方が、楽しめるしお手軽だと考えているからです。
普段アートの専門的な話に関わりが無い方が、いきなり最初から、色々な現代アートを見たもの全部理解しようと頑張っていると、絶対に続かないのです。
理由は様々ですが、いくつか挙げてみると…
①全部理解しようとすると、コンセプトが深刻(重い)ものも多いので、頭が次第に疲れて、最終的に現代アートを見るのがイヤになってしまう。
②その場で「そういうことか!」と理解するためには、それに関するコアな前提知識が大量に必要な場合も少なくない。難解な書籍に関する知識が必要、とか。
…以下割愛。
絵画や彫刻は、「この人物の書き方上手やなあ!」という技術面での理解や、「素敵な物語が表現されてるなあ」というコンテンツの理解が、比較的ラクなので、たくさん見てもわかりやすくて楽しいし疲れにくい。
説明パネルの無いオブジェや、自分で動かす上に動かしてもよう分からんとか…それを、「分からないものを理解しようと頑張る」ことは大事なんです、それが現代アートを見るメインの肝です。
そこから先の「頑張って考えたけど全然分からないし!!」ってムカついたり疲れたりして…それが原因で現代アートと疎遠になっていくのが、一番マズイ。と考えています。
★大事なのは「これはよくわかんないから、まあいっか。次行ってみよう!!」★
これでいいのです。
そしてそこから発展して、現代アートについて深く勉強する人にも、一番大事なのは…
①できるだけ多くの、自分の興味が沸くアート作品と出会う
②その出会いを大切にして、時々思い出したり、
③その後に出会う別の展覧会(作品)と繋げて、再考する機会を持つ。
え~、長くなってきてこれ以上書くと読むのも大変になるので、一旦ここまで!
次回は、冒頭で言っていたオルゴールを使ったアート作品について掘り下げてみますよ。何故ならこの作品は、最後の太字「繋げる」がメインテーマになっているから。
よかったらまた読んでくださいね。
さてさて、minneも超スローペースですが続いております。
ホント、スローペース過ぎる苦笑 これからもまだまだ新しいもの、作っていきますよ。
新作はビジューをあしらったイヤリング。大ぶりのネイビーラウンドビーズと、真っ白なファーを合わせたゴージャスな作品です。片耳イヤリングで、今のところ一点のみの販売を予定しております。近日中にminneギャラリーでもご紹介しますので、下記リンクからギャラリーにも遊びに来てみてくださいね。
毎回個人的に言いたいこといってるだけのブログで申し訳ないですが、次回もお時間ありましたら覗いてみてくださいませ。
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